気付いたこと

ソーシャルキャピタル
ブログ上のコミュニケーションからコミュニティ的なものが発生する
赤尾先生曰く”まとめサイトの作り方,日常的なコメント,ブログの書き込みなどで自然と信頼感が醸成されるもの”ということです。そう考えると[雑記]のエントリー&コメントもあながち無意味ではないかも知れません。
フランソワさんはいつも演習の後すぐにエントリーを書いています。授業の内容を的確に踏まえた上でのコメントなので、〈基本的な意見・感想〉として安心して読めるし、いつもエントリーが早いので、「今回はどんなことを書いたのかな」と真っ先に見に行きます。「なんとなくこういうスタンスの人」って自然発生的に出てくるものです。


ブログという道具
メリット

  1. まとまった意見が出来る
  2. 時間と場所に縛られない
  3. 個人−意見の関係が分かりやすい
  4. 匿名なので現実の人間関係に左右されない(例外もある)

デメリット

  1. デジタルデバイド
  2. テーマ−意見の関係が見えにくい(掲示板等と比較して)
  3. 意見の言いっぱなしになりがち
  4. 返事が遅くなる
  5. 議論の流れがわかりにくい(特にコメント中の議論)

そもそも「何でブログなの?」っていう疑問があったんですね。ブログの一般イメージは「簡易Web日記」ですから。実際のブログを見てみたら、「簡易Web日記」なブログもあったし、相当な長文で意見を論述してプチ議論しているようなブログもありました。
そういえば「全部のブログを見るのは面倒くさい」といった意見がありました。RSS機能を活用している人が言う場合とそうでない人が言う場合では重みが違うように思います。実は機能を使いこなすだけでも大変なんですね(人のことばかり言えないけど)。


そういえば匿名
匿名だとソーシャルキャピタルを1からつくらないといけませんね。現実社会の人間関係をそのまま持ってこれたら「○○がまとめ役をやればいいじゃん」って言えます。それができません。しがらみがないっていうメリットはあるのですが。
それから現在のシステムだと成りすましとか割と簡単に出来てしまいます。外部からの愉快犯の可能性も含めてチョット危険です。あと、外部からのコメントを装って自作自演もできます(メリットは如何ほどか分かりませんが)。