2006-01-01から1年間の記事一覧

単位未履修問題

受験生の皆さん、動揺せずに自分のペースを守り抜けば勝ちですよ。これはむしろチャンスです。 高等学校で必修とされている世界史が、受験に不必要な科目であるが故に、他の科目を履修させていた学校がありますという報道がありました。すると、そんな学校が…

再開

突然ですが、再開します。 前ほど頻繁に更新しないと思いますが(きっと)

修正可能な小結論

最近になって特に思うことは「旧カリが分からない」ということ。IDプログラムで半年間学んできて思うことは基礎が足りないということ。IDとは情報社会デザインという意味です。「情報」と「社会」という2つの学問的教養を要求され、さらに「デザインする」…

共同から公共へ

市民の電子的議論の場と言いますと直接民主制みたいなものを想像していましたが、実際はもっと小さくて散発的で柔軟なものなんですね。 以前リポートしたフォーラム「地域ブログがつなぐ公共と共同」の中に多くのヒントが隠されています。折角gtp-mikanさん…

ガバナンス論演習終了

”怒濤のブログ・エントリー・ラッシュ”に便乗します。 「もう終わってしまうのか」という虚しさと「所詮授業じゃん」というさめた感情が入り交じる中、最後のエントリーを書いております。所詮1単位の授業の1/3だろうと知りつつも、明らかにヤバイ時間帯…

法人の人格

会社は誰のものか、択一せよとは酷な課題です。 会社は誰のものか 会社は筆頭株主のもの 会社は株主全員のもの 会社は経営者(取締役会あるいはCEO)のもの 会社はそこで働く従業員(社員)のもの 会社は社会全体(あるいは市民)のもの 直感的に経営者のものかな…

パネルディスカッションから1週間

IDのコア科目は次回のテストで幕を下ろすわけですが、私のこの半期を振り返ってみれば、実にガバナンス中心だったように思います。自分自身の問題設定の影響が多分にあるのでしょうけれど。 「メディアスタディーズ」を受講して新たなガバナンスの問題点を…

4権分立?

〈みなさまのNHK〉から〈わたしたちのNHK〉に変革するには、政治的な問題として「経営委員会」を選挙してみたらおもしろいと思います。受信料支払いの際に1家庭1枚の投票葉書が配布されて、自分が経営委員に相応しいと思う人に投票します。立候補者…

みあこネットでユビキタス社会

メディア関連で活躍しているNPOということで 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)を紹介します。 この団体の活動に「みあこねっと(MIAKO−NET)」があります。「みあこネット」は京都を中心に展開しているパブリックな無線インタ…

ガバナンスと私―パネルディスカッションに向けての覚書

7月になり、「ガバナンス論」もそろそろ終わりです。最終試験(評価の55%)を間近に控え、知識の整理をしなければいけません。果たして整理されるかどうか。 統治ガバメントとの比較の中での協治ガバナンス 佐藤先生のウィンター・サバイバルの回にて、グルー…

中村雄二郎『述語集―気になることば―』

と言う本が岩波新書からでているのですが、なかなかお薦めです。現代を読み解く40の〈述語〉(terms)について著者が各項目およそ5ページにわたって解説するというものです。通常の辞典と違うのは、著者自身が文脈を用意し、ある概念(あえて観念とは言わ…

環境保護のためリサイクルを推し進めるべきか

環境保護のために私たちができる3Rというものがあります。リデュース(reduce)リユース(reuse)リサイクル(recycle)の3つです。環境保護という観点で何かと騒がれているのがリサイクルなのではないかと思われて仕方ないのですが、実は環境保護という…

憂鬱の終焉

例のオンラインゲームが終了し、しばらく更新頻度が落ちていたブログ演習に復帰できるか・・・と思いきやテストが近いんですね。少なくとも週に2回、更新せよという赤尾先生の御法度が有名無実かしている現状、いや、無名無実か・・・。ともかくとして、オンライ…

議論の流れなど

「パブリック・コメントの意義と可能性」についてどう合意形成するのか難しいところではありますが、とりあえず、今までの議論の流れをまとめてみました。 新歓祭が終わった辺りから参入しだした人もいるので、パブコメブームが再燃している今日この頃。ここ…

フォーラム「地域ブログがつなぐ公共と共同」速報

どなたか行って,リポートしてください。と言われたのでリポートします。 ここにあるように ■開催日時 2006年6月24日(土) 15:00〜17:30 ■場所 浜松まちづくりセンター(浜松市浜松市中央一丁目13番3号)2階 ■目的 1.ブログによって生まれているコミ…

パブリックに主体性なし

自由に誰でも公共言論に参加・アクセスできる権利が、日本ではあまり浸透していないという問題について。 歴史的に公おおやけという言葉は、朝廷だとか大家だとか、特定の主体について用いる場合があります。〈私〉にとって〈公〉は対象なのです。 パブリッ…

公共図書館と公貸権

半月ほど前になりますが、おつきみさんが、図書館で利潤追求できるサービスが可能なことが民間委託においての条件であろうかといった意見を表明していました。コメント欄で意見を書きましたが、直接的な金銭の徴収によって利益を得ることは無理だと思います…

私的オルタナティブ・ジャーナリズム本質論

最近、色々な授業が相互に関連してきて大変当惑しております(境界線が曖昧)。主たる元凶は「ガバナンス論&演習」と「メディアスタディーズ&演習」なのですが・・・。教員の「伝えたいことがたくさんあるのに伝えきれない感」がひしひしと伝わってくるのです…

〈個人〉から世界へ

パブリック・ジャーナリズムの特徴は、発信者が〈個人〉(または数人?)である点です。 JANJANより半木栄太郎氏による「孫たちと京都府立植物園を散歩」を見ると、記事の中に主観による感想が随所に散りばめられています。例えば毎日新聞のニュースでは”同…

ダブル・スタンダードは知行未合一

〈祭り〉の話でダブル・スタンダードの問題が盛んなようなので、チョット考えて見ます。ちなみにダブル・スタンダードは良くない、と思いながらも自分もうっかりやってしまいそうで、かなり恐ろしいです。 王陽明(1472-1528)は、「知行合一」と言いました。…

祭られるブロガー、冒涜されるブロガー

「ブログと言論の自由」というテーマが与えられ、またしてもはてなダイヤリーユーザ泣かせな長〜いテーマ名なので自由にカテゴリ名を縮めます。“参戦”してくださいと言われたので“参戦”します。 前回の演習で感じたことは「ブログするのには余裕が必要」って…

村上ファンドインサイダー疑惑

6月4日、午後5:30〜6:24、SBSで放送した「報道特集」(キャスター:田丸美寿々)の村上ファンドインサイダー取引疑惑に関する報道についてエントリーを書きます。 私の判断は「緩やかに、婉曲的に断罪している」です。 はじめ、灘高校生徒への…

人は争わずには生きていけないか??

エースさんが興味深いエントリーをしているので便乗してエントリーを書きます(コメント欄に書くには長すぎるので)。 日本は歴史上たくさんの戦争をしてきた。 (中略) ここまで争ってきた日本。 それだけ野蛮な人が多かったのか。 ではその血を受け継いで…

盗難車両

自転車が盗まれないように対策をすべきです。放置自転車の問題では色々と議論がありました。8810さんは(かなり前に)放置の問題について文章を書いていました。浜松キャンパスでも〈埃を被った原付〉など、どうにかして欲しい車両が見られます。ですが、今…

政策決定プロセスという観点から

政策決定モデルの話ついでに、思いついたので書きます。 今回の講義で、”〈定式化〉の段階で問題の骨抜きや、やり過ごしが発生する”という教員のコメントがありました。〈アジェンダ形成〉から〈定式化〉の段階で市民の意見パブリック・コメントを求めること…

合意か政策決定か

インクリメンタリズムが一番よく分かった話でした。今ブログ演習で話し合っている[プログラム制]はインクリメンタリズムをモデルに議論が進んでいます。タタキ台が現行のプログラム制です。 [パコメ]はどうでしょう? ”パブリック・コメントの意義と可能性”…

この問題の争点は?

静岡市図書館の指定管理者制度導入をめぐる問題について。 導入すべき 今までの市が運営する図書館は本来の役割を果たせていない 導入すべきでない 今まで築き上げてきた図書館と市民との繋がりがなくなる 敢えて争点を絞ります。以下は「なぜ争点を絞るか」…

新入生歓迎祭

今年は駅伝祭ではなく新入生歓迎祭ということで、駅伝大会とは関係なしに小さな静大祭が行われました。模擬店でたこ焼き買ったんですが、焼き上がるのに時間が掛かるということで、待っている間にお菓子やお茶を用意してくれた店がありました。チョットした…

合意形成、手探り、進行中

コメントは大事です!もしプログラム制WGに意見提出するとします。WGの人は「全部は無理だけど,コレとコレは検討する価値はあるね」と言う。新年度,サークルの後輩に「このカリキュラムは実は俺のアイディアが入ってるんだぜ」と軽く自慢する。「凄い…

気付いたこと

ソーシャルキャピタル ブログ上のコミュニケーションからコミュニティ的なものが発生する 赤尾先生曰く”まとめサイトの作り方,日常的なコメント,ブログの書き込みなどで自然と信頼感が醸成されるもの”ということです。そう考えると[雑記]のエントリー&コ…