2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

公貸権制度――市民が育てていくクリエータ

公貸権の意義 演習ではかなり無理のある提題をして、受講者の皆さんを苦しめてしまったかも知れません。ですが、ガバナンス論として「蓄積され、利用されるコンテンツ」から見た情報社会の問題を公共性の切り口で提示することができたのではないかと思います…

メタデータの標準化

色々考えてみたのですが、いまいち考えがまとまらないですね。ただ検索エンジンを利用するときに「市民」なのか「消費者」なのかって考えさせられましたね。あるいは「ネット参加者」なのか「ネット利用者」なのかということについて。「インターネットは道…

地域共同体と学校博物館――博物館と共に開く市民性――

ふと学校図書館はあるのに学校博物館というのはないなぁと思いまして、Googleで検索してみましたら、それっぽいのがありましたね。 法律では定められていないですが、学校の空き教室を利用して「まちかど博物館」のように地域の博物館が学校という施設を利用…

活動の可視化

自治的な活動(運動)に多くの関係者を巻き込む場合、活動が可視化された方がベターだと考えます。可視化というのは、活動している人の実態が分かるようにすることです。主義主張をただ並べるのではなく、活動をしている側の充実感や関係者を巻き込みたいと…

ボランタリーな活動と持続可能性――演習「J-文庫プロジェクト」――

今回の演習は「J-文庫」が題材でした(吉田の物置に資料があるはず)。 J-文庫のように学生による自発的な活動は制度化されておらず、「やりがい」や「情熱」がインセンティブ*1となって維持されています。ですから、図書館のように維持・運営されている状態…

「私の考える成人の線引き」まとめ(参政権について)

ガバナンス論演習では「私の考える成人の線引き」について考えろという課題が出されてから、そろそろ1ヶ月が経とうとしています。 ざっと見た感じでは、18歳or20歳という意見が多かったです。課題設定の文脈の所為もあるんでしょうね。 仕事としては雑です…