2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

修正可能な小結論

最近になって特に思うことは「旧カリが分からない」ということ。IDプログラムで半年間学んできて思うことは基礎が足りないということ。IDとは情報社会デザインという意味です。「情報」と「社会」という2つの学問的教養を要求され、さらに「デザインする」…

共同から公共へ

市民の電子的議論の場と言いますと直接民主制みたいなものを想像していましたが、実際はもっと小さくて散発的で柔軟なものなんですね。 以前リポートしたフォーラム「地域ブログがつなぐ公共と共同」の中に多くのヒントが隠されています。折角gtp-mikanさん…

ガバナンス論演習終了

”怒濤のブログ・エントリー・ラッシュ”に便乗します。 「もう終わってしまうのか」という虚しさと「所詮授業じゃん」というさめた感情が入り交じる中、最後のエントリーを書いております。所詮1単位の授業の1/3だろうと知りつつも、明らかにヤバイ時間帯…

法人の人格

会社は誰のものか、択一せよとは酷な課題です。 会社は誰のものか 会社は筆頭株主のもの 会社は株主全員のもの 会社は経営者(取締役会あるいはCEO)のもの 会社はそこで働く従業員(社員)のもの 会社は社会全体(あるいは市民)のもの 直感的に経営者のものかな…

パネルディスカッションから1週間

IDのコア科目は次回のテストで幕を下ろすわけですが、私のこの半期を振り返ってみれば、実にガバナンス中心だったように思います。自分自身の問題設定の影響が多分にあるのでしょうけれど。 「メディアスタディーズ」を受講して新たなガバナンスの問題点を…

4権分立?

〈みなさまのNHK〉から〈わたしたちのNHK〉に変革するには、政治的な問題として「経営委員会」を選挙してみたらおもしろいと思います。受信料支払いの際に1家庭1枚の投票葉書が配布されて、自分が経営委員に相応しいと思う人に投票します。立候補者…

みあこネットでユビキタス社会

メディア関連で活躍しているNPOということで 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)を紹介します。 この団体の活動に「みあこねっと(MIAKO−NET)」があります。「みあこネット」は京都を中心に展開しているパブリックな無線インタ…

ガバナンスと私―パネルディスカッションに向けての覚書

7月になり、「ガバナンス論」もそろそろ終わりです。最終試験(評価の55%)を間近に控え、知識の整理をしなければいけません。果たして整理されるかどうか。 統治ガバメントとの比較の中での協治ガバナンス 佐藤先生のウィンター・サバイバルの回にて、グルー…

中村雄二郎『述語集―気になることば―』

と言う本が岩波新書からでているのですが、なかなかお薦めです。現代を読み解く40の〈述語〉(terms)について著者が各項目およそ5ページにわたって解説するというものです。通常の辞典と違うのは、著者自身が文脈を用意し、ある概念(あえて観念とは言わ…

環境保護のためリサイクルを推し進めるべきか

環境保護のために私たちができる3Rというものがあります。リデュース(reduce)リユース(reuse)リサイクル(recycle)の3つです。環境保護という観点で何かと騒がれているのがリサイクルなのではないかと思われて仕方ないのですが、実は環境保護という…