判断材料!!!!!!

今回はプログラム選択の際の判断材料が足らないんじゃない? っていう話です。
今現在主流となってる話題(論点)がカリキュラム・授業科目をどうするかという話です。何故、主流なのかと言いますと、①赤尾先生がメインのブログで斡旋?している②cloudさんなどが、ある程度まとまった意見を提示しているなどの理由が挙げられます。今回はもっとスケールを大きくして、プログラム選択の判断材料を増やすにはどうするかという論点でエントリーを書こうと思います。
私の記憶ではだいぶ前のエントリーなのですが、Price_lessさんが”選択をする上での情報量の少なさ”について言及されたのがこの議論の始まりだったかと思います。氏は”例えば情報学部学生会がプログラム選択相談を設けるとか”と先輩の話を聞く機会を設けること提案しています。
プログラム制のガイダンスの時にReadMeの繰り返し的な説明で、正直なところ癖へきしていました。情報(人の判断・行動に影響を与えるもの)が欲しかったのです。その意味で先輩によるプログラム選択相談は意義深いですね。確かに学生による〈プログラム選択ガイダンス〉だと「A&D、マジきついよ」みたいな事ばかり強調されそうな気もしますが、情報がないよりも情報が偏っている方が幾分かマシだと考えます。1年生は進路に影響する大事な選択なので上級生の一言二言でコロっと(安易に)気持ちが変わるなんてことはあり得ないでしょう(あくまで判断材料)。それに上級生も、後輩の将来がかかった問題に対してそんなに無責任なアドバイスはしないと思います。これは理想論ではなく常識による判断です。
問題はその〈先輩〉に誰がなるかなのですが・・・・・・。
それから以前私が触れた〈情報学部研究室名鑑〉があれば、判断材料になると思います。事実上、インタビュー以外に調べる方法のない研究室もありますから。社会学科に限ればWeb上の「教員インタビュー」がせめてもの救いです(網羅性は・・・チョット疑問)。〈情報学部研究室名鑑〉はガイダンス時に全員に配布します。つくるとすれば重要なものなので何とか予算は捻出して頂きたい。本の構成次第では「情報学応用論」のテキスト(?)としても使えるかも知れません。難ならお祭りのパンフレットみたく広告掲載料を徴収して予算を浮かすという手もあります(暴言か?)。
ある意味では判断材料の提供として「情報学概論Ⅱ」は設計されている訳ですが、それが上手く機能していないということで「情報学概論Ⅱ」見直し運動が盛んになりました。問題なのは〈適切な〉プログラム選択に関する情報が適切に提示されていたかどうかです。適切情報とは〈明日の我が身〉を構成する情報です。何を勉強するのか、どんな卒研をやるのか、どんな調査(実験)をするのか、何が楽しいか、何で苦労するか、私にできるかなぁ、就職はどうなのかなぁ、、、、、。
結局、プログラム制のもとで卒業生を出してみないと色々なことが見えてこないという面があります。この発言はタブーでしょうが・・・。


(*1)民主主義・・・吉田先生の講義で言う、〈ガバナンス〉の対抗軸としての選挙制が支えている〈民主主義〉のことではありません、念のため。