大学祭崩壊の危機
実情……
緊急!「静大祭in浜松」継続のため大祭委員を募集します!
http://shizudaisai.hamazo.tv/e981194.html
大学祭の実行委員会が人数不足で立ちゆかなくなってしまったようです。
当キャンパスの実行委員は1・2年生のみで大学祭の運営を行っています。
しかし、現1年(つまり来年は2年)はたったの4人しかいません。
(実際、規模の違う他大学ではそのくらいの人数でやっているのですが……)
原因は何か?
id:uesima氏のブログでも言及されていましたが、組織自体に多くの問題があるのは確かです。募集しているのが1年生のみというのもおかしな話です。週に2度の会議も委員への負担を増やしている要因で、委員会活動への敷居を上げています。
けれど、一番大事なのは楽しく活動することだと思います。数日前に彼らと話をしたのですが、すっかり元気を失っているようで、こちらとしても勇気づけるのに精一杯でした。
無関心層が多いもの実に重大な問題です。
大学祭が大学に果たしている役割
- 文化交流機会の提供
大学の他の人がどんな活動をしているのか知る機会を得る。また時として知り合いを増やせる。
- テンションの解放
非日常を挟み込むことで日常の鬱憤を晴らす。
- イベント・マネージメント能力の開発
模擬店等の企画経験を通して、マネージャが育つ。
そのことによって4年生以降、テクノフェスタにおける人的資源を供給している。
- 学生のカラーをアピール
学内外に対して、学生の”色”をアピールし、静大生としてのアイデンティティを維持する。
- 祭そのものへのコンテンツ提供
テクノフェスタ同様、模擬店などのコンテンツを提供している。
- 大学祭存在自体
高校生向けの資料などに「大学祭があります」とアピールできる。地域に対しても。
ニーズはあるのか?
上記に示したように、大学祭の存在意義はあるとは思うのですが、自分が大祭委員になってまで大学祭を維持しようという動きが起こる気配がしません。
もっと手軽に大学祭に”参加”する方法はないのでしょうか?
大学祭というキャンパス全体の問題をたった4人の1年生の肩に負わせるのは忍びないです。