2006-01-01から1年間の記事一覧

”質”とは何でしょう?

静岡市の図書館に指定管理者制度を導入するという問題で、賛成派は”質の向上”を訴え、反対派は”質の低下”を訴えています。分かりません。意見が食い違っています。双方が主張する”質”とは何でしょうか? ところで図書館の問題となるとニュートラルな発言がで…

はてなダイヤリーの機能

はてなダイヤリーに色々と便利な機能があったことを最近知りました。 以前,プログラム制のIDのところで表をつくったと思うんですが, あのときは・・・<table border="1"> <tr><th>基盤領域</th><th>発展領域</th><th>・・・・</th></tr> <tr><td>コミュニケーション論</td><td>◎社会システムデザイン系</td><td>・・・・</td></tr> <tr><td>社会システム論</td><td>◎コミュニティ</td></tr></table>…

高等学校普通科目「情報」考

プログラム制改革の際に検討しておきたい項目が、新入学生の「情報」に関する知識(と言うか固定観念)です。ここで言う「情報」とは普通教科の「情報」です。 みそウーマンさんが”表面的な知識を身につけさせるだけで、「おもしろい」とは言い難い授業”と、高…

後輩に話して妙に感心されたこと

エースさんのエントリーにコメントして思い出したのですが,結構前に後輩に話して妙に感心されたことがあります。 私が中学生の時です。学校の先生が帰りの会なんかで説教を垂れるんです「勉強しないと大変なことになるぞ」って。そうするとそれを聞いた生徒…

判断材料!!!!!!

今回はプログラム選択の際の判断材料が足らないんじゃない? っていう話です。 今現在主流となってる話題(論点)がカリキュラム・授業科目をどうするかという話です。何故、主流なのかと言いますと、①赤尾先生がメインのブログで斡旋?している②cloudさ…

懐かしの「社会システム論Ⅰ」

今日の「ガバナンス論」を振り返ってみようかと思います。 単なる感想ですが、非常に「社会システム論Ⅰ」臭かったです。なるほど、ここで繋がってくるんですね。「社会システム論Ⅰ」は藤井先生曰く”力をいれている割に授業評価の低い科目”だそうです。 話が…

1年次に開講できそうな科目は?(IS編②)

「情報検索論」「情報検索演習」の話です。 「情報検索論&演習」という授業科目は情報学部には存在しません。一般に「情報検索論」は理工系の講義科目です。そして「情報検索演習」は司書過程科目です。どちらも「データベース論」と関連の深い科目です。こ…

1年次に開講できそうな科目は?(IS編①)

今回だけでこのIS編の議論を終わらせることはできません、とまず申し上げておきます。ISは文工融合の代名詞、情報学部全体に関わるプログラムだからです。なので、まずプログラム制全体に対する私の今まで学んできた上での見解を中心に述べたいと思いま…

1年次に開講できそうな科目は?(CS編)

IS飛ばしてCSです(笑)。 結論から書けば、現在のCS科目で1年次に開けそうな科目はありません。強いて挙げるなら科学科に限定して「離散数学」を受講可能にするかどうかといったところでしょうか(「基礎数学Ⅰ」の発展科目)。 CSプログラムの中核は3…

利害関係者の保護と行政側の視点

今回は大した話ではないんですが。 以前のエントリーにて「パブリック・コメントは市民が政策決定に参画するものではない」という結論を書きました。ではどういった面で効果を発揮するのかという話です。 浜松市はパブリック・コメント制度実施要綱の中で以…

1年次に開講できそうな科目は?(ID編)

IDプログラムのコアな部分が体験できて、しかも1年次に開講できそうな科目について考える、ということで話を進めていきたいと思います。今回の結論は「フィールドリサーチ」(的なもの)を1年次に開講してはどうだろうか、というものです。まずID系の科…

グッド・ガバナンスとソーシャル・キャピタル

今日で演習じゃない方の「ガバナンス論」の吉田先生パートが終わりました。国連の提唱するグッド・ガバナンスを前提にガバナンスの前提になる考え方やメリット・デメリットなどについて考えさせられました。 今回「吉田先生のガバナンス論(≒国連のグッド・ガ…

「情報学概論Ⅱ」とは何ものか?

「必要ないんじゃない?」ともの凄く批判されている「情報学概論Ⅱ」について考えてみます(やっと)。ほとんどcloudさんの言及に新たな表現を加えただけなんですけどね・・・。そもそも「概論Ⅱ」とは何か? 「情報学概論Ⅰ」を継承する講義系授業である 情…

コメントの方法が変わります

告知するのをすっかり忘れていましたが、当ブログでのコメント方法を少し変えてみました。従来は「コメントを書く」をクリックして書いてもらっていましたが、今度からは「Comment(0)」をクリックしてコメントを書くしくみになりました。コメントを読む際も…

柔軟性と専門性の葛藤

論点整理第2弾です☆ と言いながら更に混乱させるだけだったりして・・・。プログラム制における柔軟性の問題に関して,現在主要な議論は(恐らく)2種類あります。 1つめ:モラトリアム的議論 2つめ:つまみ食い主義議論 ・・・もっと良い表現はなかったのか! …

プログラム制の論点とは?

パブコメは「パブリック・コメント制度の意義・可能性と限界」について、電子的”議論の場”は「市民の電子的“議論の場”を作る/活性化するにはどうすればよいのか」が論点となっていますが、「プログラム制」って論点は何だっけ?っていうお話です。論点1:プ…

浜松市のパブリック・コメント(市民と行政の対話の柔軟性)

Price_lessさんが鋭い指摘をしています(特に②の方を見ていただきたいのですが)。実はここにパブリック・コメント制度に対する市民からのパブリック・コメントが記載されているのですが、”残念なことに実際には、専門家によってほぼ作り上げられた計画書が…

浜松市のパブリック・コメント(今のところの見解など)

パブリック・コメントと言っても色々あるので、取り敢えず浜松市について色々考えてみることにしました。(はてなの場合、カテゴリ名は長いと読みにくいんで”パコメ”にしてあります。・・・なんでも略す今どきの若者ですから(笑)) まず、市が公開している情報…

他利的な快

今日の講義にあった功利主義のことです。 合意というのは意志が一致することです、意見ではなく。従来の〈民主主義〉にある多数決のしくみの中では、少数意見を持った人は多数意見に従わざるを得ません。つまり意志決定のプロセスに合意が含まれていないので…

「社会システム論Ⅰ」について

ID必修である「社会システム論Ⅰ」について再考察してみようかと思います。体験的授業の実施が盛んに議論される中、なぜ「社会システム論Ⅰ」なのかと申しますと、ID必修科目の中で最も体験・演習から遠く離れていると思えるからなのです。実際に「寝てし…

私がIDに決めたわけ

他の皆さんのブログを見ていると、自分がIDを選んだ経緯を話している(書いている)ようなので、私も話してみようと思います(参考になるかどうかは保証しないけれど・・・)。 ある火曜日、「新セミ」が休講だかで私は情報棟2号館2Fを彷徨していました。そ…

気付かなくて、すみません・・・

麻生けいさんの指摘通りだと思いますので、遅ればせながらこのブログについて・・・。 このブログは大学の授業の一環です。幾つかのテーマについて受講生がそれぞれのブログで論じ、コメントやトラックバックといった機能を活用しながら「ブログで合意形成でき…

IS科目の前倒し化

「モデリング」を1年次に! 「ガバナンス論」の前提科目として「コミュニケーション論Ⅰ」と「社会システム論Ⅰ」がありますが、IS系の「情報システムデザイン論」の前提科目はRedaMe上では「モデリング」となっています。これを1年生で履修できるといいと…

「ガバナンス論」VS「A&D」?

IDかISかを語るのに「A&D」を引用するのには慎重でありたい。 cloudさんやd5g8さん、さくさんなんかが触れていますが、ISプログラムの大きな(文系にとってあまりに巨大な・・・)特徴として「A&D」があります。これはCSの人も必修(ただしこちら…

IDは「経営のしくみ」を履修できない!

後期には「eコマース論」があります。こちらはISの人も履修できますが、IS選択科目の「経営のしくみ」はなぜかIDでは履修できません。シラバス的にはIDにとっても有益な気がするのですが(特に後半の組織論あたりは)・・・。ガバナンスを実践的に行っ…

教育基本法改定のこと

4/13日の讀賣新聞によると”自民、公明両党は12日、教育基本法改正の焦点となっていた「愛国心」の表現について、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」とすることで合意した。”とあります。同記事では”自民党が「国を愛する…

初めてBlogを開設します☆

やっとこさBlog開設にこぎ着けました! これから色々と書き込んでいくんで、暖かい目(?)で見守って下さい。 コメントとか書いて下さると更に嬉しいです。